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  • 執筆者の写真金田妙子

歯ブラシを使った歯磨きの仕方


飼主さんの歯磨き意識は高まっていますが、実際やるのは難しいと感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。



動画を見た飼主さんは、「この子は良い子だから、歯磨きができる。うちの子とは違う。」と「うちの子は嫌がって歯磨きをやらせない。」とおっしゃると思います。


歯ブラシを手にした時に、愛犬はどんな反応を見せますか?

嬉しそうに近寄ってくる?それとも逃げたり、隠れたりしますか?


後者であれば、愛犬の気持ちは…「やばい!また出てきた。うちのママは酷いことをする。信用できない。」です。


逃げる子を捕まえ、抑えつけ、叱りつけながら歯磨き…

犬にしてみれば恐ろしい出来事でしかないです。


性格によっては、噛みつき犬になります。

噛みつくことで嫌なことを回避した犬は、

その他の状況でも、同じように口で解決する

ようになります。


叱りながら、暴れる犬を抑えつけてまで歯磨きを強要する必要はないと思います。




↓歯ブラシを使ったケアまでに必要なステップは↓


  1. 人の手元で落ち着けく

  2. 人の手は良いものだと教える

  3. 口元、あご下、唇を触ることを受け入れる

  4. 頭を止める

  5. 口に指を滑り込ませ、歯の側面を触る

  6. 唇をめくってはを目視する

  7. 歯を一本ずつ触ることができる

  8. ガーゼを巻いた指で歯を触ることができる

  9. ガーゼに慣れたら、歯ブラシに移行

  10. 口を開ける

  11. 口を開け続ける           続く。。。


いきなり歯磨きできるようにはならないので、小さなステップをひとつずつクリアしながら目標に近づけていく「トレーニング」が必要です。


犬は何故、飼い主が歯を磨きたいのか分かりませんし、やらせる理由もありません。


小さく小さくちぎったごほうびをあげながら行うことで、犬にも歯磨きをする理由が出来ます。


歯磨きが落ち着いてできるようになるまで、ごほうびありきでいいんです。


1年かけて教えて、その後15年ラクできます。


歯石で見た目が悪いだけでなく、

細菌が血管を通じて全身に運ばれ、心臓や肝臓疾患のリスクが高まります。


歯垢は3日で歯石に変わると言われています。

歯石になると歯ブラシで取り除くことは出来ません。

歯石除去も流行っていますが、普段口を触られ慣れていない子が、ガリガリされるのは相当なストレス。

歯石にならないために、毎日歯垢を取り除くケアが大切です。





※磨くことだけにこだわらずに、お水に垂らすだけでも口内環境を清浄化するアイテムの利用もありです。愛犬に合ったケアで、健康寿命を延ばしましょう。









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